独身で卵子凍結を体験する前に覚悟したデメリット

卵子凍結

独身で卵子凍結を体験する前に覚悟したデメリット

独身38歳で卵子凍結したうみこです。

卵子凍結のデメリットについて気になる人も多いと思うので、私が卵子凍結前に覚悟した卵子凍結のデメリットを書いてみます。

最終的にはデメリットを考慮してでもやろうと思いました!

これから卵子凍結を行う人の参考になればと思います。

卵子凍結が無駄になる可能性がある

卵子凍結を行ったからと言って、必ず妊娠・出産できるわけではないことが一番考慮しなければいけないデメリットでした。

パートナーが見つからない可能性

卵子凍結を行ってもパートナーがいなければ妊娠できません。

果たしてパートナーに出会うことはできるのかというところが一番不安でしたし、今も不安です。

私は今のところシングル妊活は考えていないので、パートナーが見つからなければ凍結した卵子は無駄になってしまいます。

卵子凍結をしたけどパートナーが決まらないという例は割とある、というような記事も読みました。(実際のところはわかりません)

妊娠・出産できないリスク

卵子を解凍して体外受精を試みても、必ず妊娠・出産できるわけではないというのも知っておく必要があります。

解凍時にダメになってしまう卵子もあるし、受精できない卵子もあるし、受精できても体内で流産してしまうリスクがある。

私は38歳で卵子凍結しているので、卵子も衰えてきているし、出産となればかなりの高齢出産になります。

特に高齢で卵子凍結を行う場合は、妊娠・出産できないリスクを考慮し、覚悟しておくことが必要ではないかなと思いました。

卵子凍結の費用

卵子凍結のもう一つの大きなデメリットは、経済的に大きな負担です。

助成金や補助金がない

独身で卵子凍結を行う場合は、自治体などの助成金や補助金がありません。

卵子凍結にかかる全ての費用が自己負担になるため、かなり高額で出費が痛いです...。

私は3回の採卵で約150万かかりました。詳細な内訳は以下の記事に書いています。

独身38歳の卵子凍結:合計3回の凍結でかかった費用
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費用をかけても妊娠・出産できない可能性があるわけで、見えない未来にお金をかける感じは否めませんでした。

企業の福利厚生で独身女性への卵子凍結費用の補助がある場合があります。そういった会社にお勤めの方は、かなり恵まれていると思います。

予算が立てにくい

実際に卵子凍結でかかる費用は予算が立てにくいです。なぜ予算が立てにくいかと言うと、

・凍結数や保管単位によって費用が変わる
・未成熟卵の培養を行う場合は追加で費用がかかる

などの理由があります。

クリニックによって採卵にかかる費用は違いがありますが、凍結数や保管数が増えれば費用が増えていく仕組みになっていると思います。

私が通っていたクリニックは未成熟卵の培養が可能だったのですが、成熟するしないに関わらず培養を行う時点で追加10万円が必要でした。

1回目の卵子凍結保存体験:ドキドキの初採卵と採卵結果
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採卵してみないと未成熟卵があるかどうか、最終的な凍結数がわからないので、事前に予測することはなかなか難しいと思います。

私は80万くらいかなと最初は予想してましたが、結果は倍近くになってしまいました。

保管費用がかかる

私は2年凍結のプランで卵子を凍結しています。

2年の間にパートナーができ、妊活をスタートする状況まで進めば良いですが、そうでない場合には保管を延長することになり、2年分の保管費用の出費があります。

2年ってあっという間だと思うんです。

卵子凍結を行う時点でパートナーがいない人は、保管期限の間にパートナーが見つからなかった場合に、さらに費用がかかることを想定しておく必要があります。

卵子凍結への理解

私は仲の良い友人には卵子凍結したことを話しています。

スポーツ選手の竹内智香さんがメディアで告白してくれたこともあって、卵子凍結への理解は今後広がるのかなという気もしていますが、男性は卵子凍結のことを知らない人も多いと思います。

男性の友人は最初「どういうこと?」って感じでした。

私の友人はみな好意的で応援してくれましたが、中には卵子凍結の理解が得られない人もいるかもしれません。

パートナーになる人が卵子凍結への理解を示してくれる人じゃないと難しいのかな、という懸念は持っています。

覚悟を持って卵子凍結しました

私が考えた卵子凍結のデメリットはこちらに紹介したようなことです。

卵子凍結を行っても必ず妊娠・出産できるわけではないという部分が、一番考慮が必要なことでした。

それでも卵子凍結をしようと覚悟しました。

  • この記事を書いた人

umiko

うみこ、38歳独身。未婚で卵子凍結保存をしました。まだまだ卵子凍結保存に関しての情報が少ないため、このブログに経過を記していこうと思います。同じような状況の方と情報共有できれば嬉しいです。

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