1回目の卵子凍結保存体験:ドキドキの初採卵と採卵結果

卵子凍結

1回目の卵子凍結保存体験:ドキドキの初採卵と採卵結果

こんにちわ、独身で卵子凍結した@うみこです。

いよいよ未受精卵の採卵日になりました。

採卵日前日〜当日に気を付けることや、採卵日の様子(採卵時は麻酔しているので意識がないです)を書いていきます。

前日〜当日の朝に気を付けること

採卵日は静脈麻酔(意識がなくなる麻酔)をするので、その関係で注意しなければならないことがあります。

前日夜0時〜飲食禁止

前日の夜は0時以降飲食が禁止です。水も禁止です。

当日の朝は早起きなので、早めに寝ました。22時頃には布団に入ったと思います。

化粧しない・爪を切る

当日の朝ももちろん飲食禁止。そして化粧もしません。いつものルーティンで化粧する人は気を付けましょう。

それと前日または当日の朝に爪を切っておく必要があります。

クリニックに到着したら

採卵当日はクリニックに早めに向かいます。私は8:30に来てくださいと言われましたが、8:15くらいにはクリニックに着いていました。

自己注射の廃棄物を渡す

採卵日に忘れずに持っていかなければならないのは、自己注射の廃棄物です。

万が一自己注射の廃棄物を忘れた場合は、返却のためにまたクリニックに向かわないといけないかもしれません。2回目の採卵を行う人は次の診察の時でも大丈夫のようです。

トイレに行く

採卵前にはベッドがある待合室に案内されます。手術着に着替えた後は、トイレに行っておきます。

尿や便が溜まっていると卵胞が見えにくくなるという話を聞いたので、ここでトイレに行っておくべきかと思います。

人生初の点滴

ベッドに横になって待っていると、看護師さんがやってきて点滴の準備をしてくれます。

私は人生初めての点滴でした。緊張しました。

点滴の針を刺す時はそれなりに痛く、点滴している間も若干痛みがあります。それが普通のようです。

いよいよ手術室へ

感覚的には30分以上点滴をしたまま待合室で横になっていたと思います。

私より先に採卵の手術を行なっている人がいたので、待合室から出ていく音、帰ってくる音などを聞いて緊張していました。

そしてついに自分の順番がきました。点滴が刺さったまま手術室に移動します。

手術室に着いたら指示通りベッドに横になり、動かないように腕をロックされます。

どのタイミングで静脈麻酔がなされたのかわかりませんでしたが、「XXさん、5秒で目が閉じるので目を閉じてください」と言われてマックスの緊張が訪れました。

そして、本当に5秒後くらいに目の前が真っ暗になって意識がなくなりました。

採卵の手術後

手術室で「XXさん、終わりました」と言われた気がしました。

そのまま台に乗せられたことは微かに記憶があるのですが、また意識がなくなり次に意識が戻った時は待合室のベッドに寝ていました。

1回目の採卵の時は起きた時の痛みがなく、少し安心したのを覚えています。(2回目と3回目は痛みがありました...)

20〜30分くらいベッドで横になっていたら、培養士さんが来てくれます。そこで採卵結果の速報を聞くことになります。

1回目の採卵結果は推定7個でした。

培養士さんからの説明事項

推定の個数なのは1つの卵胞に2つの卵子が入っている場合があるし、逆に卵胞に卵子が一つも入っていない可能性があるから。
これから卵胞を剥がして卵子の状態を確認し、昼過ぎに採卵結果を連絡する。
未成熟卵がある場合は培養することで成熟する場合があるので、採卵結果を通知した時に培養するかどうかを決めることができる。費用は10万円。

そして薬をもらいました。

その後看護師さんが来て出血のチェックをし、問題なかったのでリンゴジュースをもらい、自分が落ち着いたら帰宅して良いとのご指示を受けました。

看護師さんは点滴から手術室への案内、手術後の対応含めとてもテキパキしていて優しかったので、すごく安心できました。

培養のお願い

帰宅途中、13時30分頃にクリニックの培養士さんから連絡があり、卵胞を剥がした結果、4個が成熟卵で3個が未成熟卵だったと報告を受けました。

培養するかどうかの確認があったので、即答で培養をお願いしました。

採卵した卵が全て成熟卵という人もいるかもしれませんが、未成熟卵が採れる可能性があると事前に知っていたので、未成熟卵があれば培養しようと最初から思っていました。

未成熟卵の培養はエクストラでお金がかかります。培養をお願いするだけで10万円、そして培養が成功した時点で卵子を凍結するので「クライオトップ」と呼ばれる凍結単位が増える可能性があります。つまり保管料金が増える可能性があるということです。

※一つの「クライオトップ」で3個までの卵子が凍結できるようです。

未成熟卵だった場合は培養するかどうかは事前に決めておいた方が良いと思います。

培養をお願いしてから培養液を用意して、その用意の間に自力で卵が成熟した場合は培養液の用意だけなので4.5万円で済むそう。本日クリニックから特に連絡がなければ自力で培養はなかったと思ってくださいとのこと。

当日の連絡はなかったので、培養の工程に進んだのだと理解しました。どうか3個の未成熟卵が成長してほしいと願いました。

最終的な卵子凍結結果

翌日のお昼過ぎ、培養した3個の未成熟卵が成熟したとクリニックから連絡がありました。

とっても嬉しかったです!

成熟したタイミングが3個同時ではなく、1個と2個だったので「クライオトップ」は2本になりました。保管料が増えてしまったけど一応想定内です。

1回目の採卵、最終的な卵子凍結結果は7個でした。

あっという間の採卵

採卵日当日は静脈麻酔をしてすぐに記憶がなくなってしまうので、あっという間に終わりました。

お昼過ぎには家に戻ってきましたが、朝早かったのと、緊張していたので疲れが出たのかベッドで横になりました。

その日そのまま仕事に行く人もいるようですが、痛みが出る場合もあるし身体が疲れるので、できれば採卵当日は休んだ方が良いのではないかと思います。

次回は採卵後の経過とオンライン診療の状況を書きます。

  • この記事を書いた人

umiko

うみこ、38歳独身。未婚で卵子凍結保存をしました。まだまだ卵子凍結保存に関しての情報が少ないため、このブログに経過を記していこうと思います。同じような状況の方と情報共有できれば嬉しいです。

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