38歳独身で卵子凍結したうみこです。
結婚していれば不妊治療の補助金があったりしますが、未婚の場合は不妊治療に関わる費用は全て自己負担になります。
高額な卵子凍結の費用も全て自己負担。なかなか泣けてくる金額です。
未受精卵の卵子凍結は採卵数にもよりますが保管費用合わせて1回50万近くかかるので、補助金や助成金なしとなるとかなり勇気がいる出費となりました。
結婚している場合の不妊治療の補助金や助成金
結婚している場合は、都道府県で不妊治療の補助金(助成金)があります。厚生労働省のサイトによると以下が補助金の条件となっています。
1回30万円まで
一人の子供につき6回まで(40歳以上43歳未満は3回まで)
以前は夫婦合計の所得制限(730万円未満)があったようですが、それは撤廃されました。
不妊治療は本当にお金がかかると思いますが、1回30万円の補助金があるのとないのとではやはり経済的な負担が変わると思います。以前は15万円だったけど引き上げされて30万円なので、この引き上げ額もかなり大きいですね。
独身の不妊治療は補助金・助成金なし
結婚している、または事実婚の場合は都道府県の補助金(助成金)が出ますが、独身の場合は卵子凍結を含む不妊治療をしても補助金はありません。なので、全て自己負担になります。
3回の卵子凍結でかかった費用は以下の記事にまとめたのですが、総額150万円かかりました。
-
独身38歳の卵子凍結:合計3回の凍結でかかった費用
こんにちわ、独身で卵子凍結した@うみこです。 合計3回の卵子凍結でかかった費用をまとめてみます。内訳の詳細は最後の項目で書いてます。 独身の卵子凍結は全て自費で助成金(補助金)がないので、なかなか厳し ...
卵子凍結で補助金が受けられるとすれば、企業が提供する福利厚生。メルカリは「卵子凍結支援制度」という福利厚生を用意していて妊活に最大200万円の補助があるそうですが、独身でも適用されるのでしょうか。
企業の福利厚生で補助金が出れば独身女性にもかなり助かる話だと思います。卵子凍結自体がもう少し一般的になれば、企業の福利厚生も広がる可能性はあるのかもしれません。
独身で卵子凍結するなら全額自己負担を覚悟で
独身で卵子凍結するなら、全額自己負担になることは覚悟する必要があります。
卵子凍結のために前もって貯金するという計画的な方もいらっしゃるかもしれませんが、おそらく思い立った時には1日でも若い卵子を凍結したいと「すぐ凍結しなきゃ」となる人が多いのではないでしょうか。
そうなると、予定外の出費になるパターンです。
凍結後すぐにパートナーが見つかって妊活に入れるなら更新のための保管料はかかりませんが、妊活の開始が保管期限を過ぎる場合は保管料金がかかることも想定が必要です。
お金の問題で卵子凍結を諦める人もいると思います。独身の妊活についても補助金や助成金が整えば、経済的な負担や心理的な負担もかなり減らせるのになと思ってしまいます。