こんにちわ、@うみこです。
オンライン初診から1週間後、生理3日目にクリニックでの1回目診療に行きました。
この日の内容は卵子凍結に関しての簡単な説明とエコー、AMHを測るための血液採取、そして自己注射の指導です。
卵子凍結に当たって問い合わせ〜オンライン初診の様子は、前回の記事に書きました。
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1回目の卵子凍結保存体験:問い合わせ〜初回のオンライン診療
こんにちわ、@うみこです。 これから1回目の卵子凍結保存の流れや体験談について、順番に書いていこうと思います。 独身未婚女性の卵子凍結保存を行ってる都内のクリニックの中で、私は前回記事の理由をもとに「 ...
採尿
クリニックに到着して最初に指示されたのは採尿でした。
ですが、全く採尿できる気配がなく...クリニックでお水を買わせていただき飲んだりもしたのですがなかなか出なさそうなので、採尿は後に回してもらって先に診察してもらうことにしました。
結果的に採尿は自己注射指導の直前に行いました。処方される薬のアレルギーがないかどうかを確認するための採尿のようです。
医師の診察・エコー
採尿を諦めて少し待合室で待ってから診察へ。
初めてのクリニックでの診察なので、再度卵子凍結についての説明を軽く聞きました。それと、年齢的にいくつの卵子を凍結した方が良いのか、目標となる数の説明も受けました。
38歳という年齢を考えると30個はあった方が良い。
そう聞いて「30個凍結できたらいいな」とこの時は漠然と思いました。もちろん1回では無理なので複数回採卵する必要があり、金銭的な問題との兼ね合いです。
私が通っているクリニックは高刺激法で卵子の採卵を行うと聞いていたので、低刺激など他の方法の説明はなく「今日から自己注射はじめてもらいます」と言われました。
その後はエコーで卵巣を見てもらいました。特に問題はありませんでした。
「今日から卵子を育てて行きましょうね〜」というようなことを言われたのを覚えています。
AMH計測のための血液採取
採卵できそうな卵子の数や残りの卵子の数は、AMH(アンチミューラリアンホルモン)という値を測定することでおおよそ予測できるそうです。
そのAMHを測ってもらうために血液を採取しました。
この結果はすぐ出ないので、次回の診察の時に結果を教えてもらうことになりました。
自己注射の指導
最後は自己注射の指導です。ここが一番心配だったところ。
まずは薬を並べて、注射器を使って注射液を作るところから教えてもらいました。初めてだと注射器を使いこなすのもうまくいかないものですね。
注射液を作り終えたところで、最後の砦は下腹部への注射です。
事前にクリニックのHPに掲載されている自己注射の動画を何度か見てイメージトレーニングをしていたつもりでしたが、実際に自分で自分のお腹に注射するとなると恐怖心が出てきます。
とても緊張しました!
自己注射をしてみて感じたのは、通常の採血などの注射は刺す時はチクッと痛いですが血を抜いている間は痛くないことがほとんどだと思うんです。この自己注射は刺す時だけでなく、液を注入している間も痛かった!
だから注入が終わるまでずっと痛い感じでした。自分が下手だからかもしれませんが...。
自己注射の痛みは想定外でした。
自己注射の後の吐き気
自己注射の指導が終われば、あとは前納金をお支払いして終わりです。
待合室で何気なく雑誌を読んで待っていた時のこと、妊活で使われる薬のページを見ていて急に吐き気が襲ってきました。
もしかして、これは注射した薬の副作用?と、焦ってトイレに駆け込み、トイレで冷や汗流しながら休憩。
未来の赤ちゃんのため!と思いながら、自分を励ましていました。今考えれば、これは副作用ではなく「病は気から」を体現する私の精神的な弱さからくる吐き気だったと思います。
というのも、翌日以降に家で自己注射をした際には吐き気に襲われることがなかったからです。
クリニックの初診療終わり
15分ほどトイレに閉じこもっていたかもしれません。吐き気がおさまってから待合室に戻り、前納金をお支払いしました。
前納金35万円。。。
こんな大金を一括で支払ったのは人生初です。
自己注射したのも人生初。2つの人生初を体験し、そのまま帰路につきました。
翌日から始まる家での自己注射の様子は次の記事に書きたいと思います。